こんにちは!!膝のお兄さんです。
今回は【関節原性筋抑制】についてお話します。
それ何??って思うかもそれませんが、割と皆さん経験している内容です。
こんな場面ありませんか?
術前に比べ、TKA術直後に大腿四頭筋の筋力低下が確認された
なぜ??手術でそんなすぐに筋力低下するかな??
周径は術後の腫脹により術側の方が+3㎝
そう!!これが関節原性筋抑制の可能性なのです!!
筋力低下の種類

筋力低下と言えばみなさん、筋量の減少が原因だと思い、
筋力低下していれば、筋トレしたくなりますよね?
しかし!!筋力低下には大きく
- 廃用性の筋力低下
- 神経生理的反射性筋力低下
の2つに分けることができます。
さらに神経生理的反射性筋力低下には
【関節原性筋抑制】と【疼痛による抑制】に分けることができます。
今回はその中でも【関節原性筋抑制】についてお話したいと思います。

(Arthrogenic Muscle Inhibition)
筋の損傷が無いにも関わらず、関節を囲む筋の反射的で継続的な神経抑制
自発的な筋活動を阻害し運動出力を低下させる
関節原性筋抑制のメカニズム

関節原性筋抑制のメカニズムは、関節腫脹などにより関節内の感覚受容器の変化によって引き起こされます。
腫れ、炎症、関節の緩み、関節受容器の損傷が含まれます。これらの要因は感覚入力を乱し、
脊髄レベルで反射的な抑制を引き起こし、α運動ニューロンの興奮性を低下させます。

術後の炎症により関節腫脹が起きると、、、
Ⅰa線維の抑制やⅠb 線維の亢進によりα運動ニューロンの興奮が抑制されます。
これは脊髄レベルでの抑制であり、筋量の問題ではないということです。
そのため、「筋力低下しているから筋トレしなきゃ!!」では解決しないということです。
ではどうしたらいいのでしょうか??
関節原性筋抑制に対してのアプローチ

筋力に対してのアプローチではなく、筋を発揮させる道=神経回路に対してアプローチを行う必要があります。
具体的には電気療法(NMES)などが良いとされています。
また、そもそもは関節腫脹が原因となっているため、
炎症を慢性化させないような”ケア”が重要となるでしょう
リハビリ後のアイシングなどリハビリ外の時間を大事にしましょう

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